公園財団について

理事長メッセージ

ごあいさつ

理事長写真 一般財団法人 公園財団 
理 事 長 蓑茂 壽太郎 

 本財団は、昭和49(1974)年に創設された財団法人公園緑地管理財団を前身とし、平成24(2012)年4月に一般財団法人 公園財団に組織替えして5年目を迎えます。その歴史は43年を数え、日本で都市公園の整備が本格化し、国営公園の第一号である武蔵丘陵森林公園開園と同時に、管理運営・マネジメントを専門とする機関として発足しました。
 そもそもこの財団が誕生したのは、国が直轄事業として整備する国営公園の管理と運営を担うためでした。国営公園が一つの都道府県を超えた広域的見地から整備されるもの、もしくは国家的記念事業等に関わる公園であることから、公益性の高い法人運営が求められ、これを特徴として現在に続いています。
 英名にParks and Recreation Foundationを用いているように、国営公園を舞台にわが国の公園レクリエーションサービスの向上に先導的に貢献する役割があります。そのために最先端の考えと手法を導入することで、常に組織の進化を図ってきたと振り返ることができます。
 財団設立から30年が経過した平成18(2006)年に公園管理運営研究所を併設し、以後、豊かなパークライフにつながる技術開発、専門職能人の育成、海外の公園並びに専門家との交流、国民への花・緑文化の普及などに意欲的に取り組んでいます。そして近年は、公園を中心に成熟社会やコト消費社会など新時代が求める「質の高い公共サービス」に適うマネジメント研究に実践を通じて取り組んでいます。

 21世紀に入り、日本は少子化による人口減少と超高齢化社会になり、安心して豊かに暮らせる社会の構築が最大の願いです。都市の縮小化と地域再生、加えて地球環境問題が議論される中での経済とエネルギーの二つの政策の整合、等々に関心の目が注がれています。
 そうした中で、私たちは阪神淡路大震災(1995)以降、東日本大震災(2011)、そして熊本地震(2016)と、国土の方々で地殻災害に見舞われていることで、国土の強靱化や防 災・減災への国民的要求は急激に高まっています。
 発足から35年目に新生した公園財団は、常に変化への対応に心がけ、進化する財団であり続けます。面目躍如の専門家集団と言えるよう、年度毎にスローガンを掲げ、これをみんなで共有して一丸となって仕事に取り組んでいます。これまでに、可能性への挑戦、可能性から信頼性へ、問題を直視する、競争力をつける、再デザインに取り組む、を実践し現在 は、「オーナーシップを持つ」を合言葉にしています。
 日本全国には10万カ所以上の都市公園があり、その面積は12万ヘクタールを超えます。これまでの努力で積み上げられてきた公園ストックを、上手に利用し、地域の力になるよう、市民サービスを念頭に、あらゆる期待に応えるのが私たちの使命となります。
 『地域生まれの世界水準』をすべての公園マネジメントの目標とし、グローカルに行動します。
 公園を愛し、公園に親しみ、公園のある町を誇りと思う人と共に歩む 公園財団Parks Japan F. をどうぞよろしくお願い申し上げます。